中国の無形文化遺産に指定されている火草(学名:Gerbera delavayi)を織って織布を作る技術を活用して製作された彝族の衣装や、赫哲族特有の魚の皮を鞣して作った「魚皮衣」、壮族の祭事で使われる女性用のスカートなどの展示「彩衣–中国女性民族衣装」展が、今月7日、北京市の中国園林博物館で開幕した。
33民族の女性の衣装180点(セット)が展示されている。
同特別展で展示されている180点のうち、103点が文化財で、地域の特色を備えた33民族の女性の伝統衣装が厳選され、民族衣装が持つ独特な美しさや魅力、文化的価値が生き生きと反映されている。
伝統民族衣装は、魚の皮やシルク、麻、綿、毛といった天然素材を用いて作られており、民族や地域によってそのスタイルも異なる。
美しい太陽や月、星、山、川、鳥、動物、植物、花などの柄を通して、素晴らしい生活に対する憧れが表現されている。
誕生し、成人し、結婚し、さらに出産するなど、人生における節目で身につける衣装に、勤勉で慎ましい中国の女性たちは、尽きることない知恵と器用な手先を使い、幸福を祈り、祝福する思いをこれらの衣装に織り込み、各世代の人に温かさを届けてきた。
今月7日から一般公開された「 彩衣–中国女性民族衣装」は、10月8日まで開催される予定である。

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