浙江省台州市黄岩博物館で、南宋・趙伯yunのデジタルヒューマンが「交領蓮花紋亮地紗袍」を着て、やや前かがみのポーズをした写実的な姿で復元した。
これは浙江省現代紡績技術イノベーションセンターデジタルファッションチームが仮想現実(VR)技術で復元した衣装の一つである。
同チームの中心メンバーで、浙江理工大学国際ファッション技術学院教員の銭狄青氏は、「これほど貴重な衣装の復元は、歴史の記録であり、文化の伝承だ。
服飾の文化財におけるデジタル化復元は2つに分けることができる。
1つは織物の模様で、もう1つは衣装の型紙の復元だ」としている。
服飾の文化財の場合、保存の特殊性により、チームはこうした文化財を近距離から観察や撮影することができず、黄岩博物館から提供される文化財の一部の写真しか参考材料がなかった。
チームはこれまでデジタルメディア技術と3次元画像技術を採用し、趙伯yun墓から出土した衣装の紋様、織物の構造、衣装の様式、衣装の着用状態のデジタル化復元を行い、衣装を仮想的の老年時代の趙伯yunに着用させた。
チームの技術者は、資料の衣装の織物の構造を観察することで、3D技術により衣装の物理的属性を復元し、絹織物の軽く、柔らかで、薄く、透けるという特徴を際立たせた。
銭氏は、「柔軟性再現技術を利用して復元したデジタル衣装は実際の生地のように、体の動きと共に動くような現実さを再現し、私とチームは最終的にこのデジタル衣装の文化財を原寸大で復元した」としたと語った。

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