今月2日に、中央広播電視総台は、「2025年春節聯歓晩会(通称「春晩」、春節<旧正月>を祝う中国の国民的年越し番組)」のマスコットキャラクター「巳昇昇」を発表した。
このキャラクターは、伝統的中華文化からデザインのインスピレーションを得ており、全体の造形は甲骨文字の「巳」を参考にしている。
明るい緑色を基調とし、活力に溢れる春の息吹を象徴している。
「巳昇昇」の頭部の輪郭と頬の渦巻き模様は、陝西省宝鶏市扶風県にある唐代の寺院・法門寺の地下宮殿から出土した銀製の「liu金如意」に由来する。
頭部の蝙蝠の装飾から尾部の「寿」の文字をあしらった「盤長結び」まで続くデザインには、「福が頭から始まり、尾まで思い通りに続く」という意味が込められている。
眉と目のデザインはどちらも四川省広漢市の三星堆遺跡から出土した青銅製の蛇形器をモチーフにしており、眉のデザインには羽のような「qi羽紋」、目のデザインには大きな目のようにも見える「臣」字形の模様を取り入れ、多様なものを包摂的に取り込む中華文明を象徴している。
また、背中の蔓模様は景泰藍(七宝焼)の技法で描かれ、絶え間ない生命の営みを象徴し、花絲象眼細工風の海棠、白木蓮、桃、牡丹の花が描かれ、大地への春の訪れという意味が込められている。

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