国務院新聞弁公室が5月20日に開催した記者会見において、中国科学技術部(省)の王志剛部長は、「新型コロナ発生後、科学研究チームは5つのテクノロジー・ロードマップによりワクチン研究を推進している。
現在は、組み換えウイルスベクターワクチン、不活化ワクチンが臨床試験の段階に進んでいる」と述べた。
中国は、いち早くウイルスを分離・鑑定するとともに、世界保健機関(WHO)とウイルスの全遺伝子配列を共有し、世界の科学者が薬品、ワクチン、診断の研究を展開するための重要な基礎を提供した。
科学技術部社会発展科技司の呉遠彬司長によると、組み換えウイルスベクターワクチンは1・2期臨床研究の被験者接種を終えており、1期の結果についても初期段階の評価が行われた。
残りの4種類の不活化ワクチンも臨床試験を展開している。
「我々が把握している情報によると、世界で臨床試験が展開されているワクチンは計10種類で、我々のワクチンの研究は世界と同時進行中である。
ワクチン研究においても、我々は感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)などの国際機関との協力を強化している」
ウイルスベクターワクチンは、陳薇院士がチームを率いて研究開発した、世界で初めて2期人体臨床試験に入った新型コロナウイルスワクチンだ。
北京大学第一病院感染症科の王貴強科長によると、中国は、新型コロナ発生後、19カ国に21の医療チームを派遣し、アフリカには7チームで、検査・防疫装置及び薬品を携行した。
王氏は、「外交部(外務省)国家衛生健康委員会が数回にわたり海外とWeb会議を開き、中国の診療経験を紹介しており、200以上の国・地域をカバーしている」と述べた。

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