貴州省雷山県大塘鎮新橋村のミャオ族の集落である苗寨には、珍しくも実用的な「水上穀倉」が今なお数多く残っている。
水上穀倉を建てるミャオ族の伝統には400年以上の歴史がある。
穀倉は、全て集落中心部の池の中央に建てられ、釘を使わぬ木造ほぞ継ぎ構造で、数本の柱が支えている。
穀倉群は、整然と並び、各穀倉は面積が25平方メートル、高さが3.5~4メートルほど。
高床式の「吊脚楼」で台石上の6本の木柱が支え、水面より1.5メートルの高さから床や板壁を張り、瓦や杉の皮の屋根を設けている。
各穀倉には約5000キロの穀物を貯蔵できる。
村民によると、ネズミや虫を寄せつけず、火災や盗難を防止するのが水上穀倉の優れた点である。
水上穀倉は、一ヶ所に集まっており、常に村人の目があるため、盗難が起きたことはない。
水上にあるためネズミや虫に食い荒らされることもなく、穀倉の下では村民が魚やアヒルを育て、収入を増やすこともできるという。

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