川西北高原の遊牧民たちは、気温の低下に伴い、年に一度の家畜を伴った冬牧場への移動を始めている。
この地に暮らすチベット族の牧畜民たちは、大量の牛や羊、馬を追い立てながら、山深いエリアにある夏牧場から、交通の便に優れ、水や草が豊富な冬牧場へと移動していく。
川西北高原の牧畜民が夏牧場で家畜を放牧する期間は比較的短く、冬牧場に滞在する期間の方が長い。
年間のおよそ3分の2を冬牧場で過ごすため、冬牧場が彼らにとっての定住地といえる。
移動距離は、近い場合で10~20キロメートルほど、遠い場合は100キロメートルに及び、50キロ以上を移動する場合、移動には丸2日かかることになる。

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