西北大学文化遺産学院と秦陵博物院はど共同で世界的に権威ある学術誌「Archaeometry」に最新の研究成果を発表した。
研究者は、秦の兵馬俑から一種の複数の用途を備えた複合材料を新たに発見し、この種の材料は、兵馬俑の制作工程において、ひび割れの補修や接着、表面を滑らかに整える工程などで使用されていたとみられている。
研究者によると、過去の秦の兵馬俑における考古学的発掘作業の過程で、陶俑の頭部や腕部、陶馬の腹部や足の断裂部分など多くの箇所でこの種の材料を発見したという。
蛍光X線分析やX 線回折法、偏光顕微鏡法といった技術手段を用いて分析した結果、ブルーグレーの色合いをしたこの物質は、一種の複数の用途を備えた複合材料であり、鶏卵とにかわからなるタンパク質接着剤に、陶土の粉を無機充填剤として混ぜ合わせて作り上げており、主に陶俑の身体の各部位を接着、補修や表面の凸凹を滑らかに整える作業に使われている。
最新の研究成果は、兵馬俑の製作工程とその保護、修復作業を理解する上で、新たな根拠を提供している。

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