まるまるとした煙台リンゴ、青々と真っ直ぐ伸びた章丘大葱、根っこがびっしり生えた蒼山ニンニクなど、山東省の特産品の数々を「縫いあげた」おばあちゃんが、ネットで注目を集めている。
これらの「特産品」は、趙志純さん(72)が、中国国際文化観光博覧会に出展したものだ。
幼い頃から縫物が大好きだった趙さんが、日々コツコツと学び、試行錯誤しながら縫いあげた作品は、本物ソックリの出来栄えとなっている。
趙さんは、「見た目はシンプルな形の野菜や果物も、原寸大のものを作り上げるには、ものすごい期間を必要とする。
縫い目は、きれいに隠さなければならないし、縫い糸も硬すぎたりするとうまくいかない」としている。
色あいも似せるため、趙さんは様々な野菜の搾り汁を使った染色の試行錯誤を重ねたり、顔料を使ったりしているという。
「布工芸品がもたらす喜びをより多くの人々と分かちあいたい」と語る趙さんの作品は、ここ数年、さまざまな展示会に出展し、受賞した回数も多く、この
布工芸品は、地元の無形文化遺産リストにも登録されているという。

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