江西省景徳鎮市浮梁県の農産物展示センターで開催されている「現代農業テーマ展」で、陶磁器で作られた野菜や果物が来場者の注目を集めていた。
作品ひとつひとつの形や色まで本物そっくりで、みずみずしい輝きを帯びていた。
展示会場には、陶磁器で作ったトウモロコシや白菜、唐辛子、ナスなどの野菜やスイカ、柿、ライチといった果物まで並べられており、その形や色はいずれも本物と見紛うほどの出来栄えだった。
展示会場の担当者は、「これらの野菜や果物の陶磁器作品は、江西省が2022年『中国農民豊作節』行事のために特別に制作したものだ」と話す。
「私は陶磁器の制作に20年あまり携わっており、作品は野菜や果物を主題としたものが中心となっている。
数年前から、作品販売経路が拡大されるのに伴い、周辺村民に陶磁器制作組に加わってもらっている。
一つの作品を完成させるには多くの過程を経なければならず、村民には、各自の実情に応じて過程の一部を担当してもらう。
現在、約30戸の村民が陶磁器制作組に参加しており、彼らは空いた時間を利用して陶磁器を制作する。
制作代金は一作品ごとに支払う。
また、陶磁器制作に専業で携わることも可能で、一日あたり約200元(約4千円)の収入になる」と担当者は続けた。
同担当者は、「より多くの陶磁器作品を開発して、より多くの村民に陶磁器制作に携わってもらうことで、陶磁器による農村振興を推し進め、豊作をともに分かち合いたい」としている。

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