中国最大の砂漠・タクラマカン砂漠の北部に位置する新疆維吾爾自治区尉犁(ロプノール)県では最近、約10万7000ヘクタールにわたってラフマの花が満開となっている。
ラフマは、主に砂漠の塩類アルカリ土壌、川岸、谷間、山の斜面などの砂地に生育している。
尉犁県では、合わせて約10万7000ヘクタールの土地に野生のラフマが生育し、防風や流砂固定、水源かん養、生態環境の回復といった面で、著しい自然環境保全・保護効果をあげ、生薬として用いられたり、ラフマ茶として飲まれたりと、経済的価値もある。
尉犁県のラフマを利用した砂漠化防止モデル地域では、作業員が現地の水資源の分布や自然の気候条件、砂丘の移動パターンなどに基づいて、ドローンと作業員による作業を組み合わせた方法を採用してラフマの種をまき、ドローンでまかれた土地の面積は約200ヘクタールに達した。
新疆維吾爾自治区巴音郭楞蒙古(バインゴリン・モンゴル)自治州尉犁県林業・草原局の職員・李小東さんによると、ラフマの種をまくと同時に、ラフマで覆われた面積を増やすべく、5月20日にラフマの苗71万株を移植したという。
その他、ラフマ移植地域では、ハロキシロン・アムモデンドロン30万株も植え、防風、流砂固定効果を発揮しているだけでなく、東側と西側にある天然のコトカケヤナギの林をつなげ、天然で緑の生態防壁を作り上げている。

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