今月18日、2羽のコウノトリが湖南省の南洞庭湖の湖畔にある舵杆洲に作った巣で抱卵を始めた。
湖南省林業局生物多様性センターの関係責任者は取材に対して、「同省で繁殖するコウノトリが確認されるのは今回が初めて。
コウノトリは世界的な絶滅危惧種であり、中国でも国家一級保護動物に指定されている。
世界で確認されているコウノトリはわずか9000羽ほどで、中国では『鳥類の国宝』と称され、優れた自然環境でしか生息できない」と説明する。
渡り鳥であるコウノトリは通常、洞庭湖で越冬し、3月末には全て中国北方地域に北上して繁殖する。
管理所のスタッフは、今年は4月に入ってからも20羽のコウノトリが舵杆洲遺跡地域に残っていることを確認した。
スタッフは、「先ごろ、コウノトリ2羽が高さ約20メートルの監視塔のてっぺんに営巣しているのを確認した。
その後、その2羽をモニタリングしていたところ、今月12日に、ガチョウの卵ほどの大きさの白い卵を2個産み、同月17日に3個目を産んだ」とした。
モニタリングによると、産卵したコウノトリ2羽のうちの1羽が巣の中で常に抱卵し、もう1羽は採餌しに行っているという。
管理所のスタッフは、「舵杆洲遺跡地域は魚やエビがたくさん生息しており、採餌には困らないだろう」としている。
コウノトリの抱卵期間は約30日で、湖南省林業局生物多様性センターの関係責任者によると、「鳥類の国宝」が留鳥になる可能性が高いという。

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