今年10月31日に、日本から中国に返還された朱鷺16羽は北京市に輸送された。
1ヶ月の厳格な隔離検疫期間を経て、16羽は今月4日に、北京動物園朱鷺飼育基地に移され、間もなく、他の23羽の朱鷺と共に暮らし始めることになっている。
「東洋の宝石」と呼ばれる朱鷺は、中国では国家一級保護動物に指定されている。
1989年、北京動物園は世界で初めて、朱鷺の人工孵化に成功した。
歴代の飼育員や技術者の細やかな世話や技術の難関攻略を経て、同動物園の朱鷺は23羽まで増え、日本から返還された16羽と合わせて、計39羽となった。
北京動物園は、朱鷺の救済や人工飼育、繁殖、育雛などからなる技術体系を世界で初めて構築し、人工繁殖による朱鷺の個体群を生み出し、生息域外保全機関から生息域内保全機関への技術移転を実現し、世界の朱鷺の絶滅危機の度合いを下げ、絶滅危惧種保護の成功例となっている。
北京動物園は16羽の朱鷺を迎えるために、万全を期している。
動物園の朱鷺を担当する飼育チームの責任者・毛宇氏によると、園内の朱鷺飼育基地において、スタッフが飼育施設の全面的な消毒を行ったほか、牛肉スティックやミールワームといった餌も準備しているという。

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