欒川は河南省西部に位置する県で、古代の伝説上の鳥「鸞鳥」の生息地とされているが、この地でより有名なのは老君山である。
二十四節気の「霜降」が過ぎたばかりのある日、老君山を訪れた。
老君山は、秦嶺山脈に連なる伏牛山の主峰で、道教の始祖・李耳が隠遁し修練に励んだ場所として伝わり、長江流域と黄河流域を分かつ山で、滑らかな岩肌の石林や馬のたてがみのような馬鬣嶺など、独特な景観で人々を魅了しており、地質学者からは「北国石林」と呼ばれている。
霜降の前後は、老君山が最も美しい季節で、険しい山々や林が赤や黄色に染まり、一度に観賞しきれないほど多くの絶景が広がる。

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