端午節(端午の節句、今年は6月14日)が近づいたこの時期、浙江省杭州市富陽区湖源郷窈口村の村民たちは、粽に使用する葉の収穫から、灰汁作り、もち米を灰汁に漬け、粽を包み、煮る作業に大わらわで、山村全体に「あくまき」(灰汁に漬けたもち米でつくった粽)の香りが漂っている。
300年以上の歴史がある「あくまき」は、湖源郷窈口村に伝わる伝統的な粽だ。村民たちは、きれいに洗った稲わらを焼いて作った藁灰を水に浸して上澄みをすくった「灰汁」にもち米を漬け込み、そのもち米で粽を作る。「あくまき」は、飴色で、独特のスッキリとした香りともっちりした食感を楽しめる地方色溢れる粽である。稲わらの灰汁には、アルカリが含まれているため、粽の保存性を高める作用がある。

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