山東省青島市霊山島には、500種類の貝殻が建物の外壁一面に飾り付けられた建物「貝殻館」があり、ギネス世界記録にも申請済みなのだという。
建物を作り上げたのは、退役軍人の肖永生さんで、33年かけて、60万元(約1073万円)を費やし、この建物を完成させた。
貝殻100万個のうち、一部は大枚をはたいて購入しているが、それ以外は肖さんが毎日海岸まで出かけて拾ってきた貝殻を使っている。
面積1500平方メートルにもなる精巧で美しい「貝殻館」は、左側が中国風建築、右側は西洋風の海沿いの建物をイメージした建築となっており、二つを円形の塔で繋いでいる。
円形には調和と統一という意味が込められているのだという。
肖さんは、作ろうとした動機について、「霊山島は長い間、世の中から取り残され、人口はもともと3千人足らずだったが、現在も減少の一途をたどっている。
島には学校もないため、子供たちは就学のために島を離れるしかない。
ユニークな建物で観光客を呼び寄せることができれば、人口流出を食い止めることができ、出稼ぎや就学で若者が出ていった家を守り続ける高齢者たちにも収入を得る手立てができる」とした。
観光関連データによると、肖さんが作り上げた「貝殻館」は現在、観光客たちが霊山島観光で最も関心を抱く観光スポットのトップとなっている。
また肖さんはこれまでに、霊山島の写真を10万枚以上撮影しており、今後も引き続き、この「貝殻館」をより充実させていくことで、霊山島の歴史博物館にしようと計画しているのだという。

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