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どの街にもそこでしか味わえないご当地グルメがあるものだが、湖南省長沙市と言えば、何といっても独特な香りが特徴の「臭豆腐」だろう。

大豆を選別し、水に漬け、すりつぶし、濾過し、煮て、その後発酵させて「臭豆腐のタネ」となる豆腐を仕込む。
にがりに漬けられた豆腐から漂ってくるのは、思わず鼻をつまみたくなるような強烈な臭いだ。

経験豊富な臭豆腐職人の目には、その真っ黒な豆腐は、それぞれの個性を持った「臭豆腐のタネ」に映る。

色や形、香り、触った感じなどをチェックし、職人は最もおいしい豆腐を見つけ出す。
厳選された豆腐だけが、熱した油の入った鍋で揚げられる「資格」を有し、表面がカリッとした美味しい臭豆腐に変身する。

年若い鄧麗麗さんは、臭豆腐職人で、食べ方にはこだわりがあり、まず揚げたての臭豆腐に穴を空け、そこにスープとピリ辛ソースをかけ、最後に、コリアンダーと大根の漬物をのせて出来上がり。
揚げたての臭豆腐の表面はカリッとした食感で、中は柔らかく、口の中に入れるとその旨みが口の中に広がり、美味しさは癖になる。

鄧さんが働く臭豆腐の店は、長沙市の繁華街の一つである黄興路の歩行者天国にある評判の店。
今年の春節期間中、「人情味あふれる長沙」が満を持して復活。
全国各地から観光客がやって来て、大きな経済効果をもたらした。
鄧さんによると、春節期間中は、一日に一万人分の臭豆腐が売れ、長蛇の列が道の向かい側まで伸びたこともあったという。

「長沙市は、気性が激しめな性格の人が多く、油で揚げたサクサクカリカリした食べ物が大好きで、長沙市を代表するご当地グルメの一つと言え、地元の人だけでなく、他の地域からやって来る観光客の間でも大人気だ」と鄧さん。

店の中で、鄧さんは、一日中鍋の前に立ち、臭豆腐を揚げている。
根っからの「湖南っ子」である彼女は、「湖南スピリッツ」の体現者とも言え、「お客さんに、『ここの臭豆腐は本当においしい』や『長沙に来て良かった』と言ってもらえるたびに、ほっこりした気持ちになる」と話す。

長沙市の人々に常に寄り添ってきた臭豆腐の独特な香りは、来る人々の記憶にも刻まれ、人情味あふれる長沙市の最も生き生きとしたシンボルになっている。

z2d4fc236533addfba7277af0a77763e6 人情味あふれる湖南省長沙に漂う「臭豆腐」の独特な「香り」

運営から一言…
実は私は食べたことないんです…
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