2千年前の秦の時代の人々は、赤紫色のシャツに青のズボン、赤の肩紐といったように鮮やかな色合いと組合せを楽しんでいたという。
なぜ現在、秦の時代の発掘物には、鮮やかな色彩が見られないのだろうか?その点について、秦始皇帝陵博物院の田静副院長は、「服装の部分に残されていた多くの塗料のほとんどが土と共にはげ落ちてしまったため。
色の塊を対比した結果、坑内からはこれまでに17種類の異なる色が見つかっている。
細かな部分は、秦の時代の職人たちが陶製像(俑)に丹念に描いていったものだ。
現代の文化財修復技術者たちも彩色部分の修復方法の研究を進めている。
陶製像(俑)に残された彩色層には収縮やひび割れを防止するための薬剤と補強するための薬剤を吹き付ける方法を採用している。
その後包装を巻き付け、彩色層が安定してから包装を取り外して保存している。
この方法を採用することで、鮮やかな彩色が施された『真彩秦俑』の鮮やかな色彩を保つことができるようになった」としている。

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