北京南駅で、李さんという女性が警察官の呉浩さんに助けを求めにやって来た。
李さんによると、高速列車に間に合わせようと急いでいて、地下鉄14号線の車内にリュックを忘れてきてしまった。
海外に行って必要になる現金のほか、ノートパソコンが入っており、博士課程の4年間に使ったすべての研究資料が入っていて、もしもなくしたら取り返しの付かないことになるという。
呉さんはあちこち探した結果、30分後にリュックを見つけた。
地下鉄に忘れられたリュックは誰にも持って行かれることなく、終点の駅で作業員が回収、今は遺失物取扱所にあるという。
ネットユーザーからは警察に対して「すごくスピーディ!」と称賛の声が寄せられた。
中には感動して「中国人の民度は本当に高い。
落としものを拾って持っていったりしない」とコメントした人もいる。
北京地下鉄によると、忘れ物をしたら、微信(WeChat)で北京地下鉄サービスのミニプログラムの「忘れ物お引き取り」コーナーにアクセスすれば、自分の忘れ物があるかどうか調べられる。
「忘れ物探しています」コーナーで忘れ物の内容、時間と場所、連絡方法を書き込んで提出した後、捜索状況を確認することもできる。
北京地下鉄は、「お客様の忘れ物を1万点以上回収し、そのうち4300点あまりは持ち主の元へ戻った」と話している。

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