「頤和園の神獣の光と影」というタイトルの動画が最近、中国のネット上で大きな話題となっている。
動画の制作者である馬涛さんによると、動画は今月24日午前8時35分に頤和園の仁寿殿で撮影、銅竜と銅鳳の影がちょうど銅缸の両横に浮かび上がる様子を捉えていた。
頤和園の銅竜と銅鳳は2対が現存しており、宮殿の仁寿殿と排雲殿の前に飾られている。
2024年の干支は「辰(竜)」なので、北京市の頤和園や故宮博物院のほかに、どこで竜の要素を見つけることができるのかチェックしてみよう。
☆頤和園の東宮門、排雲殿、仏香閣建築群
「井字団竜天花」や「雕竜雲路石」のほか、扁額や牌楼と呼ばれる門の竜の模様など、竜の要素をたくさん見ることができる。
☆天壇公園の祈年殿の中庭
祈年殿でも、「竜鳳和璽彩画」や「竜井柱」などといった竜の要素をたくさん見ることができる。
☆北海公園の九竜壁
北海公園の「九竜壁」は、彩釉煉瓦で作られ、中国三大九竜壁の中で唯一両面に9匹の竜が描かれている。
☆香山公園の勤政殿、昭廟、香山寺
彩画や彫刻、建築物の部材に至るまで、至る所に丁寧に竜が描かれている。
☆紫竹院公園の紫御湾橋下の石刻
橋下の両岸に、「息水神獣」が設置されている。
それらは竜が生んだ9匹の子のうちの1匹の「覇下」であるとされ、そこに寝そべって、下をのぞき込んで鏡でも見ているかのようなコミカルなデザインになっている。
☆玉淵潭公園の中堤橋下の竜
石造アーチ橋・中堤橋の下にも竜の要素が組み込まれた鎮水獣があり、「周囲の平和を守ってほしい」という思いが込められている。

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