中国科学院昆明動物研究所は、今月22日に、同研究所の科学研究者が雲南省の高黎貢山国家級自然保護区・怒江区間に設置している赤外線カメラの映像を回収したところ、中国の国家一級保護野生動物に指定されている豹が映っているのを初めて確認したと発表した。
今回映っていたのは雄の成獣の豹で、はっきりとした黒い斑点が入っており、毛並みもよく、しっぽの先端を上に向け、非常にリラックスしているように見える。
豹は生態ピラミッドの頂点に位置する捕食者のため、生息する生態系に対する条件の高さが求められる。
豹の姿が確認されたということは、現地では健全な生態系が保全されていることを示している。
中国科学院昆明動物研究所は長年にわたり、高黎貢山地区において生物多様性調査・モニタリングを展開しており、2014年から、野外に600台以上の赤外線カメラを設置してきた。
今回、活動している豹の撮影に成功したことは、大きな成果と言える。
豹のほか、今回の調査では、ドールやウンピョウ、オジロニジキジといった希少野生動物76種類が確認された。
うち、49種類は中国の国家重点保護野生動物に指定されている。

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