気温の高い日が続き、平均降水量が例年より減少し、山東省聊城市陽谷県の農地では水が不足している。
趙善芹氏はここ数日、合作社の社員とともに太陽が照り付ける中で、畑を回り、水を補給している。
趙氏は陽谷県の「新農家」で、2013年に専業農機合作社を設立し、約56.7ヘクタールの土地を借り受け、小麦を栽培した。
合作社は周辺の村から60人以上の農機操縦士を受け入れ、計160台以上の刈取機、播種機、トラクターなどの農機を所有する。
小麦の収穫季節になると、社員は村人に刈り取りや播種などのサービスを提供する。
小麦の円滑な収穫には、スマート刈取機が不可欠だ。
1時間で約1.3ヘクタール近くの小麦を収穫でき、速度が上がっただけでなく機械収穫による損失率が下がった。
以前の小麦刈取機の損失率は3%前後だったが、北斗測位システムを搭載した新型刈取機は、高精度の測位が可能になった。
「移動の軌跡と収穫面積を同時に把握し、刈り取り漏れや重複を回避できる上、速度と刈り取り幅も現場の実情に基づき調整でき、機械収穫の損失率は1%未満だ」。
趙氏は操縦席の画面を示しながら、「経路を計画し、作業幅、速度を設定し、その経路に従って収穫すればいい」と述べた。
夏の収穫を終えた後には、夏の播種も急いで行う必要がある。
「1粒ずつ均等かつ正確に種をまく。
条間は60cmに保ち、種と肥料をまく状況を随時監視する」。
北彭新村の村人である王先鋒氏は昨年、自ら栽培したトウモロコシが倒伏した。
趙氏は今年、スマート播種機を操縦し、切り株の掘り起こしと播種を一気呵成で行い、栽培の密度を正確に制御した。

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