中国海洋石油集団(中国海油)の今月23日の発表によると、中国最大の自主開発油田となる「綏中36-1油田」の原油生産量が累計で1億トンを突破、中国で初めて1億トンを突破した海上油田になった。
「綏中36-1油田」は、渤海湾北部に位置し、1993年に生産を開始した。
最盛時の年間原油生産量は500万トン以上で、石油の確認埋蔵量は3億トン以上。
現在は24ヶ所の海上プラットフォーム、545の石油・ガス井があり、1日の原油生産量は8900トン以上で、最大の原油生産拠点である渤海油田の主力となっている。
中国海油天津分公司の張春生副総経理によると、1億トンの原油生産量は人口1000万級の大都市の20年間の消費量に相当する。
これはエネルギー安全を保障し、経済発展を促進し、人々の生活の需要を満たす重要な役割を果たすことになるという。
中国の新世代科学観測砕氷船「極地」号が引き渡し
中国が独自に設計・建造した新世代科学観測砕氷船「極地」号が、今月24日に、広州市南沙区で正式に命名・引き渡しされ、今年下半期より科学観測任務を開始する。
極地号は、自然資源部(省)北海局に所属。
中国船舶広船国際が独自に設計・建造した、中国の新世代科学観測砕氷船となる。
全長は89.95メートル、型幅は17.8メートル、設計上の航行速度は15海里毎時で、あらゆる海域を航行できる。
総トン数は4600トン、航続距離は1万4000海里で、1回の補給で全船の乗員60人の80日間の海上生活を支援できる。
中国船舶広船国際副チーフエンジニアで、極地号チーフデザイナーの蔡睿眸氏は、「冬は黄海や渤海で砕氷しつつ航行でき、海氷地域の海洋環境監視や海水測定、海氷地域の救助が可能であり、夏は極地及び深海・遠海調査が可能だ」としている。
極地号はあらゆる海域を航行できるだけでなく、船首でその年に生成された厚さ0.8~1メートルの氷を破砕できる。
船にはさらに独自に研究開発されたドローンや無人船、水中ロボットなどのハイエンド海洋調査設備を搭載。
中国の海洋科学技術分野のイノベーション力を示している。
また同船は全回転電気推進システムを採用し、海洋の水中音響環境への友好性を示した。
情報によると、同船は引き渡しされた後に極地海洋・海氷・大気などの環境の総合調査・観測・研究任務をサポートする。
また海洋環境総合観測及び抽出能力を備え、中国の海洋防災・減災能力の向上を後押ししていく。

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