天然ダイヤモンドは、地下数百キロメートルの高温・高圧環境で1億年の時間をかけて形成される。
河北省囲場県では1ヶ月だけで、天然ダイヤモンドよりも品質が優れた人工ダイヤモンドが作られる。
同県のある企業のダイヤモンド「育種」作業場で、種結晶の植え付け、堆積、スライス、エッチングなど一連の工程を経て、透明なダイヤモンドが誕生した。
技術者によると、マイクロ波などのイオン気相成長法により炭素ガスを電解し、水素が気体として排出される。
炭素は1時間当たり6~10マイクロメートルのペースで種結晶の上に一層ずつ堆積し、均等なダイヤモンド層が形成される。
およそ600時間で1カラットのダイヤモンド原石が出来上がる。
1つのコンテナ育成作業場で毎月100カラット前後のダイヤモンドを成長させることができる。
人工育成ダイヤモンドの特徴はゼロ汚染及びゼロエミッションだが、エネルギー消費が多い。
40カラットの人工ダイヤモンドを成長させるためには、28kWの設備を600時間連続で稼働させる必要があり、およそ1万6800kWhの電力が消費される。
同企業の責任者は、「囲場で生産拠点を建設したのは主に、現地のグリーンエネルギーが豊富で、グリーンなエネルギーに対する当社の需要が満たせることを考慮したからだ」と述べた。
囲場の年間有効風力時間は5475時間で、年平均の日照時間は3000時間だ。
密集する風力・太陽光資源は発展の最大のポテンシャルで、豊富なクリーンエネルギーは、囲場が企業を誘致するための重要な要素となっている。

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