国際オリンピック委員会(IOC)の第138次総会が今月20日に開かれ、「より速く、より高く、より強く」というオリンピックのモットーに、「一緒に(Together)」を加えることが承認された。
「近代オリンピックの父」と呼ばれるフランスのピエール・ド・クーベルタン男爵が1894年に、「より速く、より高く、より強く」というオリンピックのモットーを提案して以来、新たな言葉が加えられるのは今回が初めてとなる。
IOCは、「モットーが制定されたのは、スポーツの卓越した意義を表現するためだ。
制定から約100年後の現在、新しい言葉が加えられた。
スポーツの価値観を中心とし、スポーツを通して世界が連帯するよう呼びかけるという、IOCの目標をはっきりさせるためだ」と説明した。
IOCは、オリンピックの価値として、「卓越」、「友情」、「敬意・尊重」の3つを制定されており、連帯や平和、尊重などといった考えは、オリンピック精神にも込められている。
オリンピックの価値にしても、オリンピック精神にしても、IOCのバッハ会長は、「一緒(Together)」の重要性を何度も強調している。
新型コロナウイルス感染が拡大する世界における、IOCや世界のスポーツ界、ひいては世界中の人々の共通の思いを反映していると言えよう。

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