毎年旧暦の8月から9月になると、爽やかな秋風が吹き、蟹の身がぎっしりと詰まっておいしい時期を迎え、価格も高騰する。
今年の蟹の状況について、広東省と新疆維吾爾(ウイグル)自治区を取材した。
広東省豪光村の港では、漁民が天然ものの蟹をたくさん獲って戻ってきたばかりで、新鮮で元気よく爪や足をしきりに動かしていた。
大きく育ち、身も味噌もぎっしりと詰まっていそうだ。
仕入れ業者は取材に対して、「秋は身がもっとも詰まっている季節だ。
買い付ける蟹はどれも質が良い。
中秋節(旧暦8月15日、今年は9月21日)が近づいているため、贈答用に蟹を購入する人が増え、価格が高騰している。
価格は500グラム当たり20元(1元は約17.0円)もあがり、中秋節には最高で130元まで上がるだろう」と話した。
新疆ウイグル自治区尉犁(ロプノール)県タクラマカン砂漠北部にある羅布湖で養殖された蟹も間もなく市場で販売される。
羅布湖の蟹養殖業者の初寧寧さんは、「塔里木(タリム)川への生態給水により、羅布湖周辺の生態環境は改善され、羅布湖の水もきれいになった。
微量の塩を含んでいるため、成長に非常に適しており、優れた味わいのカニになる」と話す。
羅布湖の水域面積は約800ヘクタールで、水深は7メートルと水産養殖にとっていい条件が整っている。
ここで獲れた魚や蟹は地元だけでなく、北京市や上海市、広州市などに輸送されて販売されている。

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