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晩春から初夏の頃になると、薔薇の花が満開になる。
太陽が山や谷を照らし出す前から、雲南省安寧市八街街道相連村では農家の楊紅さんの一家がヘッドライトを付けて、食用薔薇の収穫という仕事を始める。

薔薇の花は食用と観賞用に分かれ、今年の八街街道では食用の品種が4月中旬から次々に咲き始め、大地は薔薇色に包まれる。

花畑のあちこちで、忙しそうに働く楊さん一家の姿が見られる。
背負いカゴにいっぱいになった花を大袋に入れると、大袋はあっという間に満杯になる。
薔薇の花を摘む仕事は「最もロマンチックな仕事」と呼ばれる。

「薔薇の谷」とも呼ばれる相連村には計192戸の農家があり、食用薔薇約94.7ヘクタールが切れ目無く植えられ、この地域の主要な食用薔薇生産地になっている。
楊さん一家は10年以上薔薇を栽培しており、約0.73ヘクタールの薔薇は家族の生活に潤いを与えている。
「今年はすでに5トン以上を収穫した。
ここ数年、売値が高く年間で10万元(1元は約21.6円)以上の収入がある。
(薔薇のおかげで)村は美しくなり暮らしは楽になった」と話した。

八街街道には楊さんのような食用薔薇農家が2175戸余りある。
昔から「薔薇の町」と呼ばれてきた八街街道は、現在は食用薔薇の栽培面積が約397.1ヘクタールに達し、雲南省で食用バラの「国家地理的表示証明商標」を獲得した唯一の栽培拠点だ。

食用薔薇は美しいだけでなく味もおいしい。
八街街道の食用薔薇は、パイ生地の中に薔薇の餡を詰めたお菓子「鮮花餅」の優れた材料になる。
相連村は高原・山地の環境で、十分な日照があり、その独特の自然条件からこの村で育った薔薇の花には鮮やかな色、濃厚な香り、高い品質といった特徴が備わる。

z77353e0e23d91969 雲南省の食用薔薇 鮮花餅のおいしい材料にも

運営から一言…
バラのソフトクリームというのは香りがついてるだけなんでしょうね
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