ドラえもんのひみつ道具の1つ、「アンキパン」を覚えているだろうか?ノートや本のページにこれを押し付けるとそのページが写され、食べると写された内容を確実に暗記できるというものだ。
のび太は、これを食べて教科書の内容を暗記した。
中国大学統一入学試験(通称「高考」)初日の朝早く、深セン市竜城高級中学(中高一貫校)高等部3年14組の生徒たちは、「アンキパン」という不思議な力を持つプレゼントを手にした。
クラスの担任である陳偉鋒先生が、徹夜して準備した「合格祈願グッズ」で、食パンの上にチョコクリームで物理の公式や受験必出のポイントなどが記されていた。
「90後(1990年代生まれ)」の陳先生は、年が若いこともあり、普段から生徒たちにとって友達のような身近な存在で、陳先生は取材に対し、「前からアンキパンを作ろうとは考えていた。
高3の担任はものすごく忙しくて、実行する時間をとることができなかったが、大学受験の前の日に、絶対にこのアンキパンを作り上げなければと思った」と語った。
陳先生は、一晩徹夜して、何とか高考初日の朝6時までに食パンで「アンキパン」50枚を作り終えた。
7時半、教室に入った3年14組の受験生48人は、机の上に「アンキパン」が置かれているのを見て驚いた。
陳先生は、「食パンには物理の公式などを描いたでで、受験生の皆にはこのパンを食べて公式をしっかり記憶し、大いにその実力を発揮してほしい」とした。

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