木造アーチ型屋根付橋は、中国伝統の木造橋の中でも技術のウェイトが最も高い構造となっている。
現存する木造アーチ型屋根付橋のほとんどが福建省北東地域と浙江省南西地域が交わる一帯に集中している。
建築技術の伝承人である黄春財さんは、福建省屏南県で代々橋の建設を受け継いできた黄氏一家に生まれた。
一代目は、祖父で、三代目となる黄さんは子供の頃から、おじと父親からその技術を学び、「この伝統技術には、民間の技術者から代々伝わってきた知恵が詰まっている」と話す。
2008年6月7日、木造アーチ型屋根付橋の建築技術は、第二陣の中国国家級無形文化遺産リスト入りを果たした。
最大の特徴は、釘や金物を一切使わず、全て「ほぞ」と「ほぞ穴」で木材を組み合わせる点である。
「木組み」というその神秘的な工法で作られた橋は、山津波にも強く、100年以上経ってもびくともしないという。

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