山東大学考古チームは、「山東鄒城zhu国故城西崗墓地1号戦国墓茶葉遺物分析」報告書を発表した。
山東省済寧市鄒城市zhu国故城西崗墓地1号戦国墓に副葬された原始的な磁器製の碗から見つかった茶葉サンプルが淹れた後の茶殻であり、現在まで知られている世界最古の茶葉遺物であると正式発表した。
山東大学歴史文化学院の王青教授が率いるzhu国故城遺跡考古学チームは2018年8月から12月にかけて、西崗墓地1号墓の発掘調査を行った。
発掘隊の隊員は墓室の器物箱内に置かれていた副葬品を整理する際、番号「M1:7」の口が下になっている原始的な磁器製の碗を慎重に取り出した。
碗本体とその内部に入っていた土を分離させたところ、頂部に茎や葉っぱ状のような植物の残留物が出ていた。
考古調査隊はすぐに、重要な炭化残留物の可能性があると意識した。
「光明日報」の報道によると、研究チームは赤外線分光法(FTIR)、ガスクロマトグラフィー質量分析法(GC/MS)、トリハロメタン・熱分解ガスクロマトグラフィー質量分析法(THM-Py-GC/MS)などの技術を利用し、淹れる前の茶葉、淹れた後の茶殻、西崗M1サンプルの検査・分析を行い、性質を確認した。
総合的な分析により、zhu国故城西崗墓地1号戦国墓に副葬された原始的な磁器製の碗から出土した茶葉サンプルが、古代人が淹れた後に残った茶殻であることを確認できた。
これまで年代の最も古かった茶葉実物は、前漢景帝陽陵から出土したものだった。
zhu国故城の今回の発見は、茶文化の起源に関する実物の証拠を、戦国時代早期の早い段階、紀元前453年から410年まで遡らせ、前漢景帝陽陵から見つかったものよりも300年以上早い。

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