有人宇宙船「神舟16号」の乗組員は、北京時間2023年5月30日に順調に宇宙ステーションコンビネーションに到着してから、軌道上で89日勤務・生活し、5ヶ月にわたる宇宙科学研究の旅が折り返し地点を過ぎた。
神舟16号の乗組員は、宇宙操縦士、宇宙飛行エンジニア、ペイロード専門家の3種の宇宙飛行士からなる新たな組み合わせであり、「国家宇宙実験室」の全面的な完成後に初めて滞在した乗組員である。
軌道上での3ヶ月近くにわたり、大変ハードな宇宙科学実験任務を背負いながら、乗組員は、生命・生態及び宇宙微小重力物理などの分野における一連の宇宙科学実験を行った。
実験装置「夢天」宇宙放射線生物学曝露実験装置や宇宙ステーション電気推進システムガス容器などの船外設置活動に参加し、遂行した。
船外放射線生物学曝露実験の実施は中国初となった。
同放射線装置を使い研究を行うことは、人体・生物の放射線損傷、遺伝の変異、放射線防護薬の製造、放射線危険生物学的評価に力強い補助を提供し、宇宙飛行士の軌道上での長期的かつ健康的な滞在の保証や、有人月面着陸計画の推進・実施などに対して積極的な意義がある。
電気推進システムガス容器の軌道上設置を通じ、初めて「ガス交換」方式により電気推進剤の補充を行った。
これは宇宙ステーションの軌道上での長期維持や宇宙ステーション運営の経済性・効果の向上に用いられる。
流体力学も神舟16号の宇宙飛行士が軌道上で行う基礎科学研究任務の重要内容であり、成果は生物医学、材料科学、工学的応用などの分野で応用できる。
乗組員は今後さらに多くの宇宙科学実験を続け、多くの応用ペイロードの船外設置任務に参加する予定だ。

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