飾り蒸しパンの「花mo」は、民間で行われる祭祀などの場で、牛や羊の代わりに、小麦粉などの穀類粉末を材料に作った「麺塑(しん粉細工)」に由来しており、一千年以上の歴史を誇る。
中国北方の多くの地域では、節句のたびに、平安と吉祥を象徴する花moを親しい友人や親せきに贈る習慣がある。
「80後(1980年代生まれ)」の田暁さんは、曾祖母、祖母も母親も皆、山東省wei坊市峡山区で有名な花?職人だった。
その影響で彼女も幼い頃から花mo制作の技術を学んだ。
2013年に大学の美術科を卒業した後、田暁さんは故郷で店を開き、伝統を土台に革新を加え、若者や子供が好むような簡単で、アニメキャラクター様式の花moを制作した。
同時に彼女特有の型100種類以上を図案・制作し、これまで複雑だった花moの制作手順を簡単なものに変えた。
彼女が制作した花moは、山東省や中国各地で開催された展示会に出品され、賞を取ったこともあるという。
田暁さんは2022年、北京市場に進出すると、オンライン販売や展示プラットフォームを利用して自分の作品を展示すると同時に、工房を立ち上げて教室を開き、古くから伝わる技術と芸術、そして民間に伝わる文化を若い人々に広めている。

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