端午節(端午の節句、今年は6月10日)を目前に控え、粽が再び市場で注目の的となっている。
今年の粽市場の動向や今年新発売となっているちまきなどに迫ってみよう。
雲南省保山市では、アラビカ種のコーヒーともち米を組み合わせた「コーヒー粽」が販売されている。
作り方は、焙煎したアラビカ種のコーヒー豆を挽いて粉にし、ドリップして濃厚エキスを作り、もち米をつけておく水に混ぜる。
コーヒーエキス入りの水でつけたもち米が水を吸って膨らむと、茶色く色づき、香ばしい香りを漂わせるようになる。
そして葉で包んでから、再びコーヒーエキスに2時間漬けた後、蒸し煮すると完成。
うす茶色で香り豊かなコーヒー粽が人々の食欲をそそる。
これに黒砂糖をつけて食べれば、コーヒーと粽の葉の香りが口中に広がる。
「コーヒー粽」のほか、保山市では「フルーツ粽」も話題を集めている。
パイナップルは甘酸っぱく、さわやかな口当たりで、煮ても形が崩れないため、もち米と合わせてパイナップル粽として食べるとおいしく、消費者の間で人気となっている。
河北省石家荘市の多くのスーパーには、粽コーナーが設置されており、様々な味の粽が並んでいる。
豚肉入りの粽のほか、ピーナッツやあずき、緑豆など8種類の雑穀が入っている八宝粽、ナツメの甘露煮入り粽のほか、チョコレート粽といった斬新な味の粽も並んでいる。
脂肪分控えめや低糖、塩分控えめ、血糖値上昇を穏やかにする粽といった健康志向の粽の人気も次第に高まりを見せている。

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