春になり気温が上がると花が咲き、ピンク色の桜の花が特に人目を引いているが、緑色の桜の花を見たことがあるだろうか。南京市の玄武湖では、緑色の桜の花が咲いた。濃淡さまざまな緑色の花が非常に独特で、周囲のピンク色の桜とは明らかな対照をなしている。
南京市玄武湖公園管理処弁公室の戎飛霞室長は、取材に、「緑の桜の花が独特なのは、その色で、緑桜の品種は、現在、ウコンザクラ(鬱金桜)とギョイコウ(御衣黄)の2種類しかなく、国宝級の桜である。緑桜は、南京市ではあまり植えられていない。玄武湖景勝地内に植えられた緑桜は、重弁のウコンザクラで、2018年の年初に桜洲の環境総合対策を行う際に導入されたもので、景勝地内に現在約30本ある。ウコンザクラの繁殖は、現在、早咲き桜を台木に接ぎ木している。栽培上の注意事項はその他の桜の品種とそれほど変わらず、たまり水を嫌い、柔らかい土を好む」と述べた。
変わった色のほか、ウコンザクラにはもう一つ不思議な点があり、時期によって花びらが変色するのだ。戎氏は「咲いたばかりのころは濃い緑色だが、散る頃になると徐々に色が浅くなり黄緑色に変わり、透き通った色になる。ウコンザクラは、遅咲きの品種で、3月中・下旬に開花し、4月上・中旬まで開花が続き、開花期は、20日から1カ月となる」と述べた。

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