ロシアの科学研究者は、中国の月探査機「嫦娥5号」が採取した月の土壌から、金属鉄に似た珍しい線状結晶を発見した。
中国とロシアは2023年、宇宙研究分野協力枠組み内で、相手国に1.5gの月の土壌サンプルを渡した。
中国の月の土壌サンプルは、嫦娥5号が月で採取し地球に運んだもので、ロシアの月の土壌サンプルは、旧ソ連の月探査機「ルナ16号」が採取したもので、ロシアが受け取ったサンプルは、月面で採取されたものとドリルで掘削したものの2点がある。
深くから採取されたサンプルは、ロシア科学アカデミーヴェルナツキー地球化学・分析化学研究所で初期的に研究が行われており、取り出された数ミリグラムのサンプルは主に鉱物学分析に用いられる。
同研究所の上級研究員のスベトラーナ・デミドヴァ氏は、「電子顕微鏡で嫦娥5号の月の土壌の顆粒を検査した。
想定外の、珍しい形状の結晶が見つかった。
金属鉄に似た線状結晶が見つかった。
これは通常、円形だ」と述べた。

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