慶成宮の一般公開がスタートした。
今年4月18日の神倉院落の一般公開に続いて、先農壇地域内で一般公開された2つ目の歴史的な建築物の区域となる。
北京市を南北に貫く北京中軸線が、今年7月にユネスコ世界文化遺産に登録されて以来、北京中軸線にある15ヶ所の遺産の一つで先農壇の重要な構成要素である慶成宮が一般公開されたのは、今回が初めてとなった。
斎宮と呼ばれていた慶成宮は、明代の天順2年(1458年)に創建された明代と清代の2つの王朝の皇帝が、農業の神様である先農に祈りを捧げる前に、清めを行った場所となる。
清代の乾隆20年(1755年)、廊下と壁が現在の形に改築、慶成宮と改名され、皇帝が先農に祈りを捧げ、田を耕した後、祝賀を行う場所となった。
慶成宮建築群は、北側地域に位置し、南向きに建てられており、南から北に向かって中軸線上に、外宮門・内宮門・正殿・後殿が順に建てられ、正殿と後殿の間にある中庭の両側には配殿(付属の建物)が建てられている。
慶成宮建築群は、広大かつ壮大な配置と精巧な装飾を特徴とし、先農壇の中でも最高級の皇室建物群であり、明代の典型的な皇室建築の風格が見事に表現されている。

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