越境ECが近年急速に発展するにつれて、中国の製品の世界各地に向けた輸出も加速しながら増加し、貿易に従事する多くの企業が少数言語を話せる人材を重視するようになっている。
最近の求人状況を見ても、少数言語を話すことができる人材が引っ張りだことなっていることが分かる。
浙江省寧波市は、卒業見込み大学生を対象とした就職フェアを開催し、企業300社以上が参加した。
寧波市は貿易が非常に盛んで、参加した企業の約40%が越境EC業務に従事する人材を募集していた。
国際貿易やビジネス英語専攻の需要が多いだけでなく、少数言語を専攻している卒業見込み大学生も引っ張りだこだ。
寧波市のある貿易会社で卒業見込み大学生を対象とした求人を担当する于悦氏は、「ここ数年の状況を見ると、少数言語を専攻した人材の需要が非常に高まっている。
春の求人では、卒業見込み大学生を約100人採用する計画で、少数言語を専攻した大学生が約20~30%を占めるだろう」と説明した。
取材では、貿易関連のスタッフの1年目の年収は、英語を専攻した大学生の場合10万元未満(1元は約20.9円)であるの対して、少数言語を専攻した大学生の場合12万~15万元に達していることが分かった。
アラビア語を学ぶ陳可萌さんは取材に対して、「今年の夏に大学を卒業するが、昨年12月に寧波市の上場している越境ECの分野のリーディングカンパニーからすでにオファーを受け取っている。
今年1月には約5万ドル(1ドルは約150.5円)の受注を成功させており、会社の提示する給与額にはとても満足している」と話している。
ただ少数言語を話せる人材に人気があるものの、業界の専門家は、「高等教育機関は、盲目的にその波に乗って少数言語の学科を開設しないほうがいい。
業界の各分野をじっくりと調査し、慎重に判断しなければならない」との見方を示している。

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