毎年サクラのシーズンになると、数多くの業者がピンク色のミルクティやスイーツ類を打ち出している。
湖北省武漢市のグルメ界では今年、「ピンク色の風」がとりわけ強く吹いている。
ECプラットフォーム「美団」と口コミサイト「大衆点評」のデータによると、3月以来、武漢市のレストランのオンライン予約件数が前年同期比80%近く増加した。
中でもサクラ関連経済が消費の新たな活力を効果的にかき立てており、美団プラットフォームでは「桜」がテーマのコース料理を打ち出した武漢のレストランが前年の3倍以上に、コースの注文件数も6倍以上に増加した。
サクラの季節には、武漢の特産品を扱う複数の店がさまざまなサクラ関連製品を打ち出している。
取材してわかったのは、ご当地グルメの熱乾麺や周黒鴨などのほか、桜のケーキも観光客が家に帰る前に必ず買い求める手土産になったことだ。
桜のケーキを食べると、桜のドリンクを飲みたくなるものだ。
武漢市の女性の張さんは10日、フルーツティ店で「桜ドリンク」を購入すると、すぐに動画を撮影して友人と情報をシェアした。
「ミルクの味に桜の爽やかな香りが溶け合い、飲めば春ムードでいっぱいになるようだ」と張さん。
飲料品業界だけでなく、各食品メーカーも桜人気を相次いで盛り上げる。
武漢の大手商業施設では、桜ピンク色のパッケージに包まれた「桜風味」の食品が陳列棚の目立つ場所に置かれている。
桜の花の見頃は短いが、桜を原材料にした派生グルメ産業チェーンが、武漢の観光産業の発展に巨大なチャンスをもたらしている。

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